小越 勇輝(小野田坂道役)使用車【ママチャリ(ギア有り)】 ▶改造前はこちら
主人公が小学生のころから乗っている軽快車(ママチャリ)をメーカーが製ベースとなるフレームから新たに製作したフロントギア有バージョンです。通常なら取り付けることのできない、フロントギアにロード用の物を特別に取り付けてあります。使用している部品も作中に出てくるシーンを再現できるように選定されています。美術スタッフにより汚し塗装がされ、長年使われたように加工されています。
制作担当 奥平コメント
マルキン自転車を取り扱われている株式会社ホダカさんに、主人公用の自転車作成の打診をしました。当初は似たような形の物で依頼するつもりでしたが、メーカー担当者様が弱虫ペダルファンということも有り、ゼロから作って頂くことになりました。 通常取り付けることのできないロードギアがママチャリについていることにびっくりです。ドラマの撮影はギア有とギア無を交互に撮影することがあるため、この車体はギア有とギア無のそれぞれ1台ずつ、合計2台が作成されました。

テンショナ―
フロントに大きさの違うギアが取り付けられているため、チェーンのたるみを取るためにテンショナ―の代わりにリアディレーラーが固定されて取り付けられています。似た物が原作にもよく見ると描かれています。

バイク制作担当
奥平 総帆(おくだいら そうほ)
プロフィール
1998年 株式会社ワイ・インターナショナルに入社。
商品部所属。独自開発商品『ANTARES』や独占輸入商品の『CIPOLLINI』を担当している。
トップレベルのメカニックとして腕を鳴らした豊富な知識と経験からドラマ「弱虫ペダル」のメカニックを担当。
演者の自転車の乗り方やサイクリストらしさを出すための助言も行っている。この絵を描いた人